フロアコンソールボックスは前期・後期とも共通で、底に向かって斜めに絞り込んでいる形状のせいでCDケースが奥まで入らない誰得構造。
ドリンクホルダー4カ所(ドアも含めると全8カ所)を継続するなら、この辺りを改善してほしかった。
前期型のグローブボックスはアッパーとロアーの二つの扉があって、上は箱ティッシュをそのまま収納できて、開ければ即ティッシュをとることができたし、下は一般的な収納だけど容量は大きかった。
後期型は下の手前開きという普通のグローブボックスとなり、底に向かって斜めと左端に絞り込んでいる形状のせいで箱ティッシュが平置きでは入らないし、びっくりするほど容量が小さい。
センターコンソールの根元にはインパネロアボックスが装備され、前期型よりも大きくなった?感じ。
ここに箱ティッシュも収まる大容量とホームページで紹介され、縦方向に収まった箱ティッシュと、上の方向に出ているティッシュが容易に取れそうな写真も掲載。
じゃあ、実際に信号待ち等でティッシュを取ってみましょう。
箱ティッシュを開けたばかりでは中身が詰まってて箱ごと持ち上がるし、中身が減りすぎると軽くなるので箱ごと持ち上がる。なんだこれ、取りやすくなる賞味期間が短すぎ。
前期型のノールックでアッパー扉を開けてティッシュを取り、扉を下から跳ね上げて閉じるアクションから、一旦、インパネロアボックスから箱ティッシュを取りだし、どこかに置いてからティッシュを取るアクションへと退化。
アッパーとロアー間の仕切板を外せば2ℓペットボトルが2本収納出来て、エアコンの送風をグローブボックス内に送ることで簡易保冷庫や保温庫になり、箱ティッシュが平置できて中身が取りやすい、秀逸過ぎる収納だった前期型。
グローブボックスが優秀過ぎて、それ以外は容量が小さく使い勝手の悪い半端収納ばかりだった前期型。
高級化の名の下にグローブボックスが改悪され、全てが半端収納になってしまった後期型…
アレルギー性鼻炎持ちで花粉の時期に悪化する者としては、運転中のティッシュ環境は死活問題なんで、何とかすることにした。
最初、輝オートのMADLYS センターテーブル を購入して、フロアコンソールボックスの上に箱ティッシュを置く使い方を検討していた。センターコンソールとフロアコンソールをテーブルで繋げて一体感を出す凄く良い製品なんだが、運転席・助手席間の移動が多い駐車環境なんで、影響がでか過ぎて断念。
他にもフロアコンソール上に重ねるテーブル製品が多々あったが、箱ティッシュを置けてサッと使用できるものが無く、結局、自分で作ってしまうのがいいという流れに。
そんなわけでフロアコンソールの各サイズを計測し、シートヒータースイッチやシートベルト挿抜を考慮してテーブルサイズと形状を決定、テーブルは他社製品を参考にドリンクホルダーを利用して橋桁を固定する方式を採用、使えなくなった4つのドリンクホルダーをテーブルに代替搭載、そして一番の重要課題である箱ティッシュの平置き可、空いた空間に凹みを作ってカーボンシートを貼ってみる等々。
上記の仕様をデザインに盛り込み、実際の数値で構造図(CADが使えないのでイラレ)を作成、ホムセンで合板を購入し、ある程度までの木材カットを依頼、その他必要な塗料等を購入して作成を開始した。
木材加工って楽しいけど難しいし怖い。
ドリンクホルダー用の穴を4カ所、ホルソーで開けていく際にドリルの保持が甘いのか、切削速度や角度の問題なのか、時々キックバックを起こして部材が跳ね回ったり、腕を捻られたりすることがあって冷や汗をかく。
キックバックの発生時にホルソーが抜けると、跳ね回る合板の表面に刃が当たって丸い点線上の傷を付けたりすることがあるので、木工用パテで修正する手間も増えるし面倒だ。
まぁ指を切り落としたり木材が顔面に飛んでくることも良くあるそうで、慎重に作業を進めたいところ。
今回のテーブルは頻繁に人が触れる場所だし、見た目も良くしたかったので、苦手なトリマーで角を丸く削って当たりを柔らかくしたのは正解だった。
次に切削加工が終わった部材に対してキックバック時の傷やトリマーの加工ミスを木工用パテで修正、乾燥後にサンダーと紙やすりで丁寧に磨き、金属ステーと皿ネジで組み立てていく。
その後、スプレー塗料でツヤ消しブラックを吹いたら完成だ。
組み立て後にシーラーを塗布して下地を整えるはずだったが、以前、別の工作で使ったシーラーの残りが硬化していて水で溶いてもダメだったので、この工程は省略してしまった。
そして最後の最後で重要事項説明。
上記でダウンロードできる構造図PDFですが、なんと重大な設計不良・欠陥があります。
後席用ドリンクホルダーの穴 2カ所を前席用と同じ配置にしましたが、実車では前席アームレストと干渉しないように微妙に内側へ寄せてあります。
各サイズの計測時、前後の橋桁の幅が4mm違う理由に気付きませんでした。
また、テーブルが上に重なることでドリンクを置く高さが約10cm上がっているため、よりアームレストに近くなってしまいました。
テーブル完成後にワクワクしながら取り付け、後席用ドリンクホルダーに検証としてペットボトルを差し込む際の絶望感をご想像ください。
ネタは古いですが、まさにorz状態でした。
追記)
このテーブルを取り付けている間、フロアコンソールボックスのフタは全く開けられません。
箱ティッシュを交換する時にテーブルを外すので、その際にシュレーディンガーすると良いでしょう。








